四方を海に囲まれ、河川が網の目のように流れる日本で、当然のごとく発達したのが船による海上交通でした。
その構造は西洋船とはまったく異なり、船体全長にほぼ近い長さの側板と床板を組み合わせて造られた独特の形状を持ち、総称として和船と呼ばれます。中でも江戸時代の情緒あふれる雰囲気を持ち、庶民に愛されたのが屋形船です。
泰平の江戸期ではまず豪商や大名が自前の豪華な屋形船で遊覧をはじめました。
その後、庶民は簡単な屋根付きの小船で楽しみだし、また料理屋や船宿が新たに所有する障子の付いた屋形船が武士・商人・江戸っ子と広まり、風流で粋な遊びとして盛んになります。この時代の船が現代に通ずる屋形船の原型となりました。
【キットについて】
屋形船の全盛江戸期の船をイメージしたオリジナル模型です。
木製部品はレーザー加工で精密にカットされており、組み立てやすいです。
木製部品16種、金属部品1種、その他
材質:ヒノキ・ホオノキ
付属品:カラー組立説明書
完成重量:24g
※塗料はキットに含まれておりません。
完成サイズ:全長210mm 全幅49mm 全高57mm(船台含む)
パッケージサイズ:全長230mm 全幅94mm 全高35mm(厚み)
使用塗料はこちら
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